“自分は大丈夫“なんて思っていませんか?空き巣などの侵入窃盗被害が多発する中、いつ我が家が狙われるかもしれません。そんな時代だからこそ、現代の侵入窃盗事情と手口を知り、きちんと正しい防犯対策が必要になっています。警視庁の調査によると、侵入犯の手口は戸建て住宅の約6割が「ガラス破り」。マンションは約4割が「ガラス破り」、次いで約2割が「無締り」次いで「サムターン回し」です。我が家の窓や玄関は大丈夫?一度住まいを見直して、それぞれの住宅事情にあった防犯対策を考えてみましょう。
泥棒が犯行をあきらめる基準の一つが、侵入までの所要時間。警視庁のデータでは侵入までに10分かかると、ほとんどの泥棒があきらめてしまうということです。つまり、侵入口の窓や玄関が、開錠や破壊などの行為に10分間持ちこたえれば、被害に遭う確率も減るということです。また、侵入をあきらめた理由として、「ドアや窓に補助錠が付いていた」「ホームセキュリティが付いていた」「面格子が付いていた」「防犯ビデオカメラが付いていた」などが挙げられている点からみて、視覚的な防犯対策も効果が高いことがわかります。このようなデータを踏まえて、泥棒をあきらめさせる、侵入させない防犯対策を実施しましょう。
侵入口としてまず狙われるのが窓。窓をロックする「クレセント」はドアの錠に比べて、ガラスさえ破れば簡単に開錠できるので、ガラス破りを防ぐための対策が必要です。窓の対策としては、補助錠を取り付けたり、破壊に強い防犯ガラスや防犯フィルムの使用や面格子の取り付け、ガラスが割られたら警報音が鳴るセンサーの設置などがあります。玄関ドアの対策としては、主錠の他にもう一つ補助錠を付けたり、防犯性能の高い鍵への取り替えがあります。また、ドアの隙間にバールを差し込んでのこじ開けを防ぐためには、錠まわりの隙間を覆う「ガードプレート」の取り付けが効果的です。
堅牢なアルミ製で高い強度を持たせた防犯性に配慮した面格子。スタンダードなデザイン。
YKK AP
高強度面格子FLA ガラスが割られたら、大きな警報音が鳴ります。センサーを取り付けた状態で、引き違い窓を開閉できる薄型設計。
YKK AP
ガラス割れセンサー
家への侵入対策はもちろんですが敷地への侵入対策も考えておきましょう。外まわりの防犯のポイントは、外からの見通しを良くし、泥棒が身を隠せないようにすること。塀は、見通しのよいフェンスが理想的。忍び返しやセンサーの取り付け、歩くと音がする防犯砂利の敷込みも効果があります。門には来訪者を確認できるテレビ付きドアホンや、しっかりした門扉で対策を。侵入者に対しフラッシュ光で驚かす防犯機能も備わった、人感センサー付き照明や、玄関先の侵入者をキャッチして警戒音で警告するセンサーも活躍します。また、2階の窓からの侵入を防ぐために、2階への足場となりそうなものは、撤去又は移動しておきましょう。
センサー
窓やフェンスなどの境界線からの侵入者を赤外線で検知して光と音で威嚇、撃退。
竹中エンジニアリング
赤外線センサー付きフラッシュ・サイレン 防犯ライト
人が通るとセンサーで検知し、設定した時間以上検知し続けると、約10秒間フラッシングして侵入者を威嚇。
パナソニック
Free Pa フラッシュ
(防犯フラッシュ型)
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